イギリス滞在その2

観光

ロンドンでの滞在は3泊。初日はホテルで落ち着いた頃は16時くらいだったので市の中心部までぶらぶら歩いたくらい。2日目は本格的なロンドン巡り。3日目は郊外に足を伸ばしてカンタベリへ。

ロンドン市街

最初に訪れたヨーロッパの街ということで、興奮もひとしおでした。この後に訪問した多くの都市もそうだったのですが、街の景色に統一感があり、どこを眺めてもイメージとしてのヨーロッパそのものであること、それでいながら店舗は小規模なものが多くあり大規模なチェーン店はあまり見かけられず歩くほどに変化を伺えたこと、それらが相まって目を楽しませてくれました。

セントポール大聖堂

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金融街シティの近隣にある大聖堂で18世紀の建築。地下にはチャーチルやネルソン提督の墓がある他、ドームの上まで階段を使って上がることが出来、ベランダから四方を眺めることが出来ます。ロンドンを一望できるので観光のスタート地としてここを訪れたのは正解だったかもしれません
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テムズ川水上バス

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ロンドン塔付近からビッグベン付近の移動に利用しました。沿岸のタワーブリッジやテートモダンなどを水上から眺めることが出来ます。

大英博物館

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世界最大の、とも言われる博物館。すさまじい量の展示物だったけれど中でもインパクトがあったのは中近東の古代文明の展示。アッシリア時代の神殿の巨大な壁画をそのまま引っ張ってきたようなものなど。エジプトものもすごかったけれど、そちらはルーブルには譲るように感じました。展示が無造作なのにもびっくりで写真撮影自由なのはもちろん、一部の貴重品は別にして、禁止はされているけれど手を伸ばせば簡単にさわれるような展示の仕方にはびっくりしました。

カンタベリ市街

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カンタベリはロンドンから鉄道で2時間前後、イギリス国教会の総本山たる大聖堂があることで有名な人口10万ほどの小都市です。街を囲む城壁は今でも残っており、大聖堂はもちろん町並みとも相まって中世の趣を感じさせる街でした。城壁内は直径で2kmあるかどうかで歩いて回るには適当なサイズ。

カンタベリ大聖堂

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英国教の総本山であるだけでなく世界遺産にも指定されている高名な建築でありながら僕の訪れた際はそれほど観光客がいるでもなく、落ち着いて見て回ることが出来、気に入りました。自分も観光客であるので我侭に過ぎないのですが、やはり宗教施設は静かさの中で見学したいものです。後に訪れたパリのノートルダムやミラノのドォーモなんかは観光客で一口で平行したものです。

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内部にいくつかある見所の中で特に面白かったモノの一、トマス・ベケット暗殺の地。12世紀に国王と対立し、国王配下の騎士に暗殺された大主教トマス・ベケットが当に凶刃に倒れたとと伝えられる場所。彼の殉教後その遺体に纏わる奇跡が起こった事からカンタベリは巡礼者で溢れることになったとか。

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面白かったモノのもう一つ、エドワード黒太子の棺と遺品。エドワード黒太子は英仏百年戦争におけるイギリス側のヒーローで、清教徒革命において破壊・略奪に遭った際も黒太子の棺に手をかける者はいなかったとか。


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3泊のイギリス滞在を終えてヒースローからパリへ。フランス編もぼちぼちアップします。