2日目:素晴らしきオクトーバーフェストとレーゲンスブルクの夜


2日目。早々に宿をチェックアウトしたところで気がついた。今日のオクトーバーフェストのイベント予定をネットで調べておこうと思ったのに忘れてた、と。確か初日だけじゃなく2日目もパレードかなんかあったはずだよなーと思いつつ、まぁ仕方ないと東駅からバスで中央駅へ。地下鉄で行けば10分のところ30分かかるバスを選んだのは正解で、あまり滞在時間のない中で町の雰囲気をつかむことができたしフェストにビールを運ぶ馬車とすれ違ったりもして、また祭り気分も盛り上がる。


とおりで見かけたおじさん。

中央駅で荷物を預けて旧市街へ歩いて朝食はシュナイダーヴァイセの醸造元がやっているビアレストランで。ここは朝8時からやってるのと昔ながらの伝統でヴァイスウルスト(白ソーセージ)を朝しか出さないというのが気に入って入ったわけですが思わぬ幸運が。たまたま相席になった女性と少し話をすることができて彼女がばっちり今日のオクトーバーフェストのパレードコースを押さえていた!いそいそとガイドブックにメモらせてもらったおかげでこの後いいポジションでパレードを見物することができました。ありがとう、旅のお方。

食事のほうは件のヴァイスウルストとビールを2杯にプレッツェル。2杯飲んだヴァイスビールはオリジナルレシピのほうが味が複雑で美味。もう一杯のゴールドだったかクリスタルだったかはすっきりしすぎててヴァイスらしさがなくていまいち。


店を出て少し観光しようかとも思ったけれど、先ほど教えてもらったルートを通ってみると既に結構な人だかりになっていたのでそのまま陣取っていると、しばらくして馬にまたがった警察隊がやってきてパレードの始まり。このパレードは本当に長大で最初から最後まで定点で見ていて約2時間。それでいて飽きないのはチームごとの服装が、一口に民族衣装といっても相当にバラエティ豊かであることと美人や渋いおじさんなど見栄えのするキャラクターが次から次にやってくるから。気がつくと2時間で600枚の写真を撮っていたといえばどれほど楽しんでいたか、わかるでしょうか。


パレード見物に来ていた家族


パレードは楽団はもちろん


兵士風や


農民風などさまざま。


もちろん美人も多く衣装もとりどり。

パレードを堪能した後、隊列を追いかけてふたたびオクトーバーフェスト会場へ。12時くらいの到着だったので昨日のようにビアホールが入場制限になってるようなことはなく、うまいこと立ち飲みエリアに陣取ってMass(1lジョッキ)を注文。しばらくそこで楽しんだ後会場ホールをうろつきながらあちこちで乾杯乾杯。老若男女人種国籍関係なし。

楽しいフェスト会場に後ろ髪を引かれながら夕方に本日の宿泊地レーゲンスブルクに。ホテルで落ち着いたころにはもう暗くなってたのでとりあえず夕食だけ。Localなものが食べられる店ということで紹介してもらったお店Kneitinger。いってみるとここ、醸造所併設のレストラン。生のBockは濃い味の肉料理にも負けず、それでいて後味はさっぱり。こりゃーうまい。最高。

ちなみに本日のビール3.1リットル。さすがに飲みすぎたのでホテルのウェルカムサービスのワインは控えて床につきました。