いよいよドイツ入り


一泊の北京滞在をへていよいよドイツ入りしました。昨日は北京滞在も悪くないというようなことを書きましたが、朝駅まで散歩してみて空気の悪さには辟易しました。2,3日もいれば気管支がおかしくなりそうです。それから表面上はかなり近代的に見える北京の町ですが少し裏路地に入るとまだまだ開発の手の入っていない町並みがありました。そういう区域が大規模に舗装された大型道路のすぐそばにあって道路側からは町が見えないような大型の看板でしきいられていたのは興味深いところでした。それから新しい町並みを作ることには熱心なようですが、それを維持管理していくところにはあまり気が回っていないようにも感じました。歩道の敷石があちこちはがれていたり、新しそうな建物が埃まみれだったり(気象環境的なものもあるでしょうが)。

さて、あわただしく北京をたった後10時間のフライトを経てミュンヘンについたのは夜の6時過ぎ。宿の最寄の東駅はオクトーバーフェストの会場からは少し距離がありますが、このあたりからすでに民族衣装に身を包んだ女性の姿が目立ち気分も高まります。この民族衣装はパレード参加者だけが着るのかと思ったら結構たくさんの人が着ていました。日本の祭りにおける浴衣の感覚に近いのでしょうか?




旅装を解いてオクトーバーフェストの会場についたのは8時ごろ。まず驚いたのはその規模。巨大なビアホールに移動遊園地と聞いてはいたものの2週間の仮設設備だからと少し侮っていたところがありましたがビアホールは見本市会場のホールくらいの広さのものが10軒くらいある(しかも、それでも人出が多すぎてほとんどのホールは入場規制中だったり)し、遊園地は常設のそれと比べてもまったく見劣りしない。普段はどこにしまってるんだろう?
なんとか入り込めたビアホールの中は宴もたけなわで聞きしに勝る大騒ぎ。ドイツ人とはここまでネアカだったのか、と驚くほどテーブルに上ったりダンスが繰り広げられたり大声で歌ったり・・・楽しい一夜でした。

今日は軽くミュンヘン市内を見回った後レーゲンスブルクに移動します。ドナウ川沿いの人口10万ほどの中規模都市ヨーロッパでも最もよく中世の町並みが残されている町の一つだそうです。