突然の居酒屋巡業1日目

10月1日午前6時

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いきなりやってしまいました。乗り過ごし。富山の手前の黒部で降りて山の方へ向かう私鉄に乗り換えるつもりが目が覚めたらもう通過していた。そんなわけで、折り返しの鈍行にこっそり乗り込んで引き換えしてます。まぁ全体の行程には特に影響なし。

今日は富山市内を攻める前に黒部峡谷の温泉に入ってまいります。

10月1日午前7時

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JR黒部駅に戻って電鉄黒部へ乗り換え。乗り換え、といっても駅間1km程度あったりしますが。魚津や富山で乗り換えれば普通にすぐそばなのですが、知らない街を歩いてみるのも面白かろうと黒部での乗換えを選択しました。

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途中見つけた八心大市比古神社。10世紀の延喜式にも載っている由緒のある神社だそうで。

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立派な構えのお宅。富山は堅実な県民性で持ち家率が高く、その家も立派なものが多いと何かの本で見たことがありますが、確かに家というより屋敷と呼称したくなるような立派な庭付きのお宅を多く見かけました。

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約20分ほどで電鉄黒部駅に到着。してみると、なんと3分ほど前に目指す方向の電車は発車したところのよう。しょうがないので待ち時間40分、しこしこ日記を書いたりしているわけです。
Wikipediaに立派な駅舎であるというようなことが書いてあったけど、うーん、それほどかなぁ??

10月1日午前11時

電鉄黒部駅から富山地方鉄道に乗り込んで、宇奈月温泉駅へ。そこからさらに黒部のトロッコ列車に乗り継いで黒薙温泉の露天風呂に浸かって参りました。行きは肌寒い曇り空だったのが、だんだんと雲間から青空が覗くようになり心地の良い天気に。全国的にぐずついている中北陸は例外的にいい天気というのは期待通りのようで。
現在は宇奈月温泉駅で帰りの電車の到着待ち。1230過ぎには富山に着きそうです。お昼はげんげ汁でもいただこうかな?

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富山地方鉄道は車両も駅舎もレトロというか鄙びてるというか端的に言うとボロい。だが、それがいい。特に駅舎の鄙び具合は素晴らしく一駅ごとに降りて写真を撮りたいほど。

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ロッコ宇奈月温泉駅で朝食。峡谷そばと名づけられた山菜そば。12時間ぶりの食事がこんなものなので今現在腹が減って仕様が無い。

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トロッコ列車からの風景。

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トロッコ列車の黒薙駅を降りて黒薙温泉へのアプローチ。駅から温泉まで600m、10分強。アップダウンはありますが足元はしっかりしているのでさほど厳しくはありません。

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そして到着した黒薙温泉。時間も時間、場所も場所ということで1時間ほど広い露天風呂を独り占めできました。源泉温度は90度以上と高温ですが、張ってある湯はややぬるめくらいの適温で長湯にはちょうどいい塩梅でした。
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こちらは混浴ですが水着利用可で上にあるようなビニールで覆われた着替えスペースもあるのでデリケートな方も比較的利用しやすい混浴風呂でしょう。

10月1日午後2時

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富山に到着し、ホテルにチェックインしました。なんてことはない安いビジネスホテルです。
昼は目当ての店が閉店しているというアクシデントに見舞われ、悩んだ挙句偶々見つけた餃子店、というか中華店に。値段はお手ごろでした。2人前とビール大で1300円。
このあとライトレールに乗るか繁華街に出るか。目当ての居酒屋が16時開店なのでそこまでの時間のすごし方を考え中。

10月1日21時

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夕食を終えて部屋でのんびりしております。伺ったのは富山駅からほど近い居酒屋親爺。そこで地酒と地魚、それからおでんをいただいたあと、駅からは少し遠い繁華街の方へ散歩。ただこちらの方は立派なアーケードはあるものの、曜日が悪いのかいつもそうなのか人通りは実にまばら。これといった飲食店も見当たらずホテルに帰ってまいりました。先日からの風邪で胃腸の調子も万全とは言いがたいのでもう一度出陣するか、このままお休みするか悩ましいところ。一番の繁華街の桜木町の様子を伺ってないので店に入るかはともかく再出撃はしたいところですが。。

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お通し

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しめさば。程よい〆具合で歯ごたえもよく、美味しい。山葵はその場ですりおろしてくれる。

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にぎすという魚。淡白な味。

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この店の一つの看板であるおでんからさといもとがんもどき。
これらのつまみとお酒を4杯いただいて3500円。
雰囲気も実にいいお店でなかなかマンゾクしました。また富山に来ることがあればぜひ再訪したいものです。